福王寺の寺宝・文化財
福王寺には、由利本荘市の指定文化財などもございます。
ご来山の際にはぜひご覧ください。
理源大師と神変大菩薩
左が理源大師-りげんだいし-(聖宝尊師) 右が神変大菩薩-じんべんだいぼさつ-(役小角-えんのおづぬ-)の像。
由利本荘市指定有形文化財。
篋幕末の戊辰戦争の際、福王寺はほとんどを焼失してしまったが、この開創二尊像のみその難を逃れ現存している。
福王寺 宝篋印塔
近世には矢島藩主生駒氏の祈願所として重要な位置を占めたとされる。本堂右手に明和8年（1771年）建立の宝篋印塔の銘からも明らかである。
由利本荘市指定有形文化財。
福王寺 本堂
福王寺は、和銅5年（712年）開基との言い伝えがあり、秋田県内でも有数の古刹であるとされている。
近世には矢島藩主生駒氏の祈願所として重要な位置を占めていた。
本堂右手に明和8年（1771年）建立の宝篋印塔（由利本荘市指定有形文化財）の銘からも明らかである。
本尊 胎蔵界大日如来
当山派修験の祖「聖宝尊師」を創始として、当初、薬師如来像を祀っていたが、明治5年の神仏判然令以降は京都智積院の末寺智山派に属し、胎蔵界大日如来を本尊として祀っている。
山号額「鳥海山」
鳥海山信仰の基、矢島修験十八坊の学頭として組織をまとめてきた修験寺院である。